あなたは、ある部屋に監禁されました。
その部屋には2つの扉があり、一方は赤、他方は黒に色が塗られています。そして、一方の扉を開けて出て行くと、死が待ち構えており他方の扉なら自由の身になるという。
(もちろん、あなたはどちらの扉が自由の身に繋がるか知りません。)
部屋の中央に電話とメモが置いてあり、
あなたは、この電話で一度だけどちらが自由の身につながる扉かを知る相手に質問することができます。ただし、電話口の向こうに出る人物は常に真実しか言わないTさんか常に嘘しか言わないFさんかが対応します。どちらが相手になるかは分かりません。そして、質問内容は「はい」か「いいえ」で答えることのできる質問に限ります。
と書かれていました。
さてあなたは、この生死をかける貴重な一回の質問にどのような問いをしますか?
急にこんな理不尽な状況説明すみません。
今回はこのクイズについて考えていきましょう。
これは論理学という数学の分野では有名な問題だそうです。
ただし、超のつく難問なんだとか。
あなたも全力で考えてみてください
↓↓↓解答解説
あなたは「赤の扉が自由への道につながりますか?」と質問されれば、「はい」と答えますか?
これが答えです。ちょっと何言ってるかわかんないですね笑
〔解説〕
・赤の扉が自由への道につながるとき
Tさんは「はい」と答える。
Fさんは「赤の扉が自由への道につながりますか?」と質問されればうそつきなのだから「いいえ」と答える。したがって答えの質問で「いいえ」と言ってしまうと、正直者になってしまう。これはうそつきらしくないのでFさんは、「はい」と答えざるを得ない。
→→どちらにしろ「はい」という答えが返ってくる
・黒の扉が自由への道につながるとき
Tさんは「いいえ」と答える。
Fさんは「赤の扉が自由への道につながりますか?」と質問されればうそつきなのだから「はい」と答える。したがって答えの質問で「はい」と言ってしまうと、正直者になってしまう。これはうそつきらしくないのでFさんは「いいえ」と答えざるを得ない。
→→どちらにしろ「いいえ」という答えが返ってくる
すなわち「はい」という回答が返ってくれば「赤の扉」を、「いいえ」という回答が返ってくれば「黒の扉」を開けて進めばよいことになります。
どうでしょうか?
なかなか複雑ですね…
私が答えを聞いてからも、なんどか状況を整理して自分の中で納得させるのに時間がかかりました。
ぜひ明日友達に話してみんなで思考力を鍛えてください!
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